この記事は、副業を始めるきっかけとなった休職・復職の体験談を整理しているシリーズの第2弾となります。
診断を受けて安心し、上司に相談した私は、まさかの翌日から休職に入ることになりました。
そこで役立った「休職前の備え」についてもまとめました。
上司への相談
病院で診断してもらったことで「やっぱりこの状態は普通じゃないんだ」「自分でコントロールできることじゃないんだ」と思うことで
少し安心したのを覚えています。また、受診することで客観的に話を聞いてもらえたこともあり、上司にも相談しようと思えました。
この頃の私は毎日「休みたい、休みたい」と思いながら...というより念じながら仕事をしていました。。。
服薬開始から2週間後、ちょうど年2回ある上司との面談の時期だったため、その時にここ半年の状況と今担当している仕事が落ち着いたら
2週間ほどお休みをもらいたいという話をしました。職場ではいつも通りに振舞っていたので、上司は全然気付かなかったと驚いていましたが、当然私の残業時間や家庭状況も把握されており、真摯に受け止めてくださいました。
そして「明日から休もう!」と上司から提案が。
しかし、明日からだとまだ途中の仕事があり、放り出せないから、、、と断りました。
すると「仕事は誰かに任せたらいいよ、まずは休もう。まだあと30年働くなら数か月のことなんて大したことないよ」と言われたのです。
正直、すぐにでも休みたい状態ではあったので、その日のうちに残件と定期タスクの詳細をまとめて早退し、休職することにしました。
休職に向けてやっておくと良いこと
まさかその日から休むことになるとは思っていなかったのですが、
日頃から休職することばかり考えていた私が、いつでも休めるように備えていたことが役に立ちました。
今振り返っても、これだけ限界の状態でも無意識に未来のために備えてしまう私は本当にINTJらしいなと思います。笑
これも誰かの役に立てば良いなとの思いから紹介させていただきます。
① 自分のタスクや作業内容を整理しておく
私は休みたいと思うようになってから、「自分しか分からない作業を減らす」ために定期的にやる仕事は手順書にまとめていました。
そうすることで私は「いつでも休めるぞ!」と気持ちが少し楽になりました。
もし、休職したいなと思っている場合は、誰かに相談まではしなくても、自分のタスクや作業内容を日頃から整理しておくことをお勧めします。
結果的にそれが役立ち、急遽休職することになった際でも、手順はここに記載してます。と伝えるだけで余計なコミュニケーションを取る必要なくタスクを引き継ぐことができました。
ひっそり休みに入りたかったですし、この頃は誰かとコミュニケーションを取るのにすごくエネルギーを必要としていたので助かりました。
② 休職時にもらえるお金について知る
休職中は「傷病手当金」などの制度で収入が補填される場合があります。
休職したくても、生活していくにはお金が必要です。特に子育て中だと、子どもたちの生活には影響がないようにしたいと思うのではないでしょうか。
傷病手当金の支給額は、概ね休職前の給与の3分の2程度となるため、私の場合は「育休中くらいの生活水準になる」と分かり、不安が少し和らいだのを覚えています。
ただ、申請には手続きが必要なので、元気なうちに一度調べておくのがお勧めです。
③ 就業規則を確認する
休職期間や有給休暇の扱いは会社ごとに大きく異なります。
私の場合は、休職期間が長すぎると次の有給付与に影響する仕組みがあったため、医師と相談して2か月間の休職にしました。
医師からは通常3か月単位で休職すると説明を受けましたが、復職を見据えた時に、私にとっては1年間追加の有給休暇がない状態で働くことの方が不安だったため、一旦2か月間の休職ということになりました。子供の急病や自分が休みたいときに休めない状況で、この先も働き続けるのは難しいと感じていました。
このように「会社のルール」が休職の長さや復職のタイミングに直結することもあるので、就業規則を確認しておくことは大切だと感じました。
そして休職へ
同僚や上司には恵まれているのに、こうなってしまった自分を申し訳なく思いましたが、休める安堵感も大きかったです。
すぐ休職できるよう提案してくれた上司にも感謝です。良い上司を持ったなぁと思いました。
そして、この日を境に、私の2か月の休職生活が始まります。
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