この記事は、副業を始めるきっかけとなった休職・復職の体験談を整理しているシリーズの第1弾となります。
次男の育休明けから1年半、フルタイムSEとして走り続けました。
仕事と育児の両立は必死にやっていましたが、やがて心身の限界を迎えることになります。
育休明け、走り続けた1年半
私は、次男の育休が明けてからも育休前と変わらずフルタイム勤務をしていました。
次男妊娠中にコロナが流行し、子供がまだ小さいということもあり在宅勤務中心で働かせてもらっており
フルタイム勤務でもなんとかやっていました。
しかし、SEという職業は肉体的な重労働ではないですが、精神的・時間的にプレッシャーのかかる仕事です。
育休復帰直後、ちょうど大きなプロジェクトが動いていて、復帰後の1年半はかなり大変でした。
緊急対応やら、リリース後の不具合修正や、導入プロジェクトもたくさん予定されていたため、
子どもたちを寝かしつけた後、土日・平日関わらず深夜まで在宅で仕事をする日々でした。
その頃の愛飲ドリンクは眠眠打破。あれを飲むと寝かしつけ後のヘトヘト状態から2時間は集中できましたね。
本当にあの頃はよく頑張ってた。。。二度とあんな生活はしたくないと強く思います。
心身の限界とワンオペの日々
そして、育休明けから1年半後、やっと仕事が落ち着いてきたタイミングがありました。
やっとゆっくりできる…と思ったのも束の間、今度はなかなか集中できず、気力が一気になくなってしまったのです。
夫も仕事が忙しく残業が多いため朝の送りをお願いしており、私は勤務を早めに開始して早めに帰宅し、家事・育児をする日々でした。
そのため平日はフルタイム勤務後にワンオペで、子供たちを適切な時間に寝かせるのに必死でなんとかなっていましたが、
土日は本当にずっと眠ってしまうようになってしまいました。食事の準備や子供に呼ばれたら起きますが動けない状態。
可能な限りできることはしますが、ほとんど何もできずにリビング横の和室で眠るだけで、夫に頼っていました。
そんな状態でも平日は仕事をしないといけません。
段々効率が落ちてくるのを自分では感じながら、人前ではいつも通りに振舞っていました。
ただ今までは言われても平気だった、些細なことに対してもひどく落ち込むようになり、在宅勤務の時はよく泣いていました。
今振り返ると、この時すでに心身の限界だったと思います。もっと早く自分を労わるべきでした。
本当に毎日辛くて辛くて、子供たちとの時間を大切にしたいのに、仕事も間に合わせないといけなくて、でも気力がなく。。。
悪循環だったと思います。一人では抜け出せないと思いました。正直この頃のことをあまり覚えていません。。。
オンライン診療での気づき
そんな状態が半年以上続き、自分ではもうどうしたら良いか分からず、オンライン診療で相談できる病院があったので予約してみました。
そこで先生に「スポーツなんかは頑張った先で試合に勝ったり上手くなったりするけど、日常生活の辛い気持ち、話すだけで涙が出てくるような状態で、頑張って頑張って自分だけで耐える必要はないですよ。」と言われた時に、確かにそうだなと思いました。
正直薬を飲んで良くなるものなのか?そもそも病気なのか?私が弱くて怠惰なだけではないのか?と思っていましたが、
受診して治療することで良い方向に変わるならと思い直して、改めて受診することにしました。
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